はじめに
住まいも購入してから20-30年経つとあちこち傷みが増え、今の生活スタイルに合わなくなることがある。特に50代になるとスケルトンリフォームや建て替えを検討する人が多く見られる。
そんな時に忘れがちになるのがインテリアだ。この先も使えるからと、建て替えた後、いざ、搬入してみると古ぼけた感じがしたり、何だか使いにくいと感じたりすることがある。
本原稿は、これから大掛かりなリフォームや建て替えを検討する人に向けて、インテリアや家具選びで失敗しないための基本となる情報をまとめた。
インテリアコーディネートを楽しむ50代女性が増加中!
「自らインテリアコーディネートを行う女性」が急増している。雑誌やネットで情報収集を行い、好みのインテリアコーディネートを楽しむのだ。自分で選んだアイテムのため、愛着がわくというメリットもある。
「インテリアコーディネート」とは、部屋のインテリアをトータルで考えること。雑誌やネットで、様々なインテリアコーディネート術が紹介されている。インテリアコーディネートは自ら行う他、人に依頼することも可能だ。
インテリアコーディネートには、センスが必要になる。好みや感覚だけでインテリアコーディネートをすると統一感のないコーディネートになってしまうかもしれない。
プロのインテリアコーディネーターに依頼すると、依頼人のライフスタイルに合わせて部屋や家の雰囲気を考えてくれるので想像以上の雰囲気に変わるケースが少なくない。自分の好みを伝えれば、それに沿ったインテリアコーディネートを提案してくれる。また、プロならではのアドバイスも聞くことができる。
部屋づくりは、インテリアの色や形、素材など、インテリアの見た目を基準にすることだけでなくでなく、家具やインテリアの配置なども大切。だからレイアウトについてもよく考えた上で、インテリアコーディネートをしなければいけない。
家具選び、インテリア選び、そして家具などのレイアウトなどすべてを含めてインテリアコーディネートをすることになるのだ。
見栄が良くて、生活しにくければ意味がないから、使う立場、生活することを考えてインテリアコーディネートもしていかなくてはいけないから、意外と難しい。
おしゃれな部屋に欠かせない! インテリア家具の選び方
インテリア・家具はその部屋の雰囲気を決めてしまうから選ぶのが難しい。インテリア・家具と言えば、カウチ、椅子、ソファーやテーブル、ベッドなどいろいろな家具が目に浮かぶ。
部屋の広さや家具の置き方などを考慮し、適切なサイズのものを選ぶ。デザインだけでなく、素材や質感にもこだわることが大切である。
自分の理想や自分がこんな部屋にしたいと思っているイメージは、実際にはいろいろとあって、種類を選ぶのが難しいという人も多い。
また、部屋の広さと予算に合ったものを選ぶことが、失敗しないコツだ。自分の好みやこだわりを優先しすぎると、部屋とのバランスが悪くなってしまう。
インテリア・家具は、そんなに頻繁に購入しないし、1度決めたらしばらくそのままだから安易には選べない。
インテリア・家具の選び方はそれぞれの場所やアイテムによって違ってくる。たとえば、ソファーの選び方としては、ソファーを見た目だけで選ばずに、機能的にくつろげるかどうかも選ぶ対象にしてみるといい。
ソファーだけでなくインテリア・家具を選ぶ際には、どうしても見た目やデザインを重視して選んでいるという人は大変多い。
見た目のデザインと、実際に使った際の使い心地や、座り心地などは、全く違うこともあるから、やはり自分たちが座ってみて、肌触りやいろいろな面を見てから、インテリア・家具は選んだ方がいい。
インテリア・家具をデザインだけで選ばない、それがポイントだ。他にも選ぶ際には機能面やさわり心地など感じる部分をチェックすることも大切だ。
明るさだけじゃない!インテリア照明の選び方とは?
照明一つで部屋の雰囲気が大変変わってしまう。部屋の広さや家具とのバランスを考慮し、明るすぎないものを選ぶのがコツ。デザインだけでなく、光の質にもこだわることが大切である。
インテリア照明の選び方としては、朝と夜が1日にあるみたいに、部屋の夜の顔を彩るのが照明だから、ただ単に明るければいいものでもない。
昼と同じ雰囲気にすることや、居心地の良い空間、落ち着く空間、和める空間を作ることも、インテリア照明の選び方のポイントになっている。
インテリア照明を選ぶ前にすることは、部屋全体が明るくなる照明と、部分的に明るくするための照明を考える。
照明と一言で言ってもいろいろあるから、インテリア照明として選ぶ視点で考えることが大切だ。インテリア照明には、優雅な雰囲気のものもあれば、スタイリッシュなものもある。
ペンダントライトなど、いろいろと種類があるので、ひとつの種類に絞るのではなくて、幾つも照明を組み合わせるというのもいいだろう。
インテリア照明は部屋の雰囲気を作る一つの要素にもなるし、部屋を演出するためにもポイントとなってくれるから、インテリア照明を選ぶ前に、その照明の目的などをしっかりと考えておいた方がいい。
お店にインテリア照明を見に行く前に、どんなインテリア照明を選ぼうかまずは考えてイメージしておくと、スムーズに選べていいだろう。
見せるインテリアにすれば玄関は失敗しない
玄関は来客者が最初に入る場所なので、清潔感のある白やアイボリーなどの明るい色を選ぶ。また、靴を脱ぐため、床が傷つきにくい素材を選ぶことも大切である。
玄関のインテリアにはこだわりを持っている人は多い。玄関は、家の顔だから、綺麗に、そして来てくださったお客様を玄関でおもてなしできるように考える。
玄関のインテリアは風水では、とにかくシンプルで、いろいろな幸せや運を取り入れやすいようにすることがポイントであるといわれている。
ドライフラワーなどは飾らない方がいいといわれている。中には剝製を飾っている家もあるといわれているが、玄関のインテリアとしては風水の面から考えてみると、ふさわしくないようなので注意しよう。
玄関のインテリアを考える際には、それぞれの個性や好みなどもあるから、特にどのようなインテリアが良くて、どのようなインテリアが悪いことはない。
玄関のインテリアを考えるときには、自分たちの個性を生かして、見せるインテリにしてもいいのではないだろうか。
「見せるインテリア」とは、生活感を見せないインテリアのこと。「見せるインテリア」にすることで、生活感を感じさせずにスッキリ見せることができる。
余りにもごちゃごちゃとした印象を持つような、玄関の場合には、お客様もいい印象を持たないだろうから、玄関のインテリアを考える際には、シンプルにすることがポイントだ。
また玄関のインテリアにこだわるのであれば、できるだけ綺麗(きれい)に清潔に保つことを忘れないようにしよう。玄関のインテリアを考える前の基本だ。
居室のインテリアで失敗しないための家具の選び方とは?
家具のレイアウトは、窓からの採光や日当たりを考慮して決める。部屋の広さと家具の大きさを考慮して、適切なサイズのものを選ぶことが基本。
居室のインテリアを考えるときには、自分の好みを中心にして、考えるという人がいる。一方で、インテリアショップなどで展示されているレイアウトや製品をみて、インテリアを選ぶという人もいるだろう。
例えば、ベッドルームはプライベートな空間なので、リラックスできる空間にする。ベッドルームのインテリアは、白やベージュを基調にすると良い。
書斎のインテリアは、自分の好みやこだわりを反映させるのがおすすめ。リビングやダイニングとの兼ね合いを考えることも大切である。
同じ機能をもっているなら、不要なインテリアがあるかもしれないし、もしあったとしても、サイズダウンや逆に機能性アップを図り、他の空間と違うことを考えよう。
部屋のインテリアは、思い切って冒険をするという人もいるが、いすれにしても寝室や書斎などのは、シンプルで統一感のあるようなインテリアにした方がいいだろう。その方が落ち着けるからだ。
また、家具の置き方で部屋の印象は大きく変わるため、部屋の大きさに合わせた選び方が大切。また、部屋の雰囲気に合った色やデザインを選ぶことも大切である。
居室のカーテンや家具の色など、雰囲気をそろえることも居室のインテリア選びのポイントになる。
人によっては、部屋のインテリアを選ぶ際に、風水を元にする場合もある。
例えば、リビングには観葉植物を置くと、気の流れを整えることができる。寝室には白い家具を置くことで、穏やかな眠りを誘うことができる。
運気が上がるインテリアの選び方や、幸せになれるインテリアの選び方などを参考に、部屋のインテリアを選ぶのだ。
アドバイスとしては、居室のインテリアを考える際に悩んだら、白を基調にするといい。白を基調にしたインテリアなら、清潔感があり、比較的どんなアイテムでも合わせやすい。
色を白以外にするとしたら、同系色の家具やインテリアを取り入れるとまとまりがあって落ち着く。
部屋が落ち着かないという人は、もしかすると統一感がなく、まとまりがないから落ち着かないのかも知れない。
家具の配置がバラバラで統一感がない、服や物がごちゃごちゃしている。あるいは、インテリアにこだわりすぎるのも実はあまりよくない。少なくともまとまった雰囲気を出したいなら、インテリアの色は統一しておこう。
孫の部屋のインテリアで失敗しないための選び方とは?
孫が小さいうちは、シンプルなデザインのものを選ぶのがおすすめ。子どもが大きくなったら、子ども部屋に合わせたインテリアに模様替えすると考えるのが基本。
子ども部屋のインテリアっていろいろと工夫したいと思いつつ、統一性のない感じになってしまうという人も多いのではないだろうか。
子供部屋のインテリアは、今大変人気で、海外のおしゃれな子ども部屋のインテリアが掲載されている本なども多数販売されている。
日本でも子供部屋のインテリアを素敵にするために工夫している人は多い。子ども部屋のインテリアを考える際には、安全でとにかく危険ではないものを選ぶようにしよう。
保護者が気をつけたい子ども部屋のインテリアの危険性は、昔から指摘されている。安全性の低い素材でできた家具は、子どもがケガをする可能性を否定することはできないが考慮すべきポイントであることは間違いない。
おしゃれでも、ガラス製だったり、とがっていたり、角があるようなものは子ども部屋のインテリアとしては適していない。
また、子供部屋のインテリアだからと言って、子供が小さいうちだけ使えるようなものを選ぶのではなくて、長い目で見て使えるような子ども部屋の家具を選ぶといいだろう。
収納家具を選ぶ際には、年齢に合わせ、不要になっても別の使い道があるような、他の部屋でも使えるようなシンプルな感じのものを選ぶといだろう。
子供部屋のインテリアを選ぶ際には、自然な感じの光に近いライトを選ぶといい。光は健康面でも大切な要素だから、照明選びもしっかりと行いたい。
カーテンやリネンは子ども部屋のインテリアとして冒険してもいい場所だから、思い切って可愛いデザインを選ぶといいだろう。
壁紙も海外の子ども部屋のように思い切って変えてしまうのもいいだろう。
失敗しない!リビングインテリア選びのコツ
リビングのインテリアを選ぶ際にはいろいろと悩んで選ぶという人が多い。リビングは家族がみんなで集まる場所だから、家族の好みを把握し、優先順位を付けておく。リビングはリラックスできる場所なので、好きなものに囲まれるようにすることが大きなポイント。
リビングのインテリア選びは慎重に選ぶ必要がある。リビングの家具は家の中心のインテリアにもなるから、やはり癒(い)やされるような空間、落ち着くインテリアを選びたい。
リビングのインテリアは、誰でも明るい感じになれるように落ち着いた、明るい雰囲気のものを選びようにしよう。
リビングは、一番日当たりがいい場所にあるケースが多い。カーテンも大切なインテリアとして選び方には注意しよう。
カーテンだけでも雰囲気が変わるものだ。インテリアは、リビングすべての雰囲気を考えて、ソファ、ラグ、テレビ台などいろいろとコーディネートして選ぶといいだろう。
バラバラに選んでしまうと、統一感のないインテリアになってしまって、リビングが落ち着けない雰囲気になってしまう。
家具とカーペットとのバランスなども考えて、リビングのインテリアは考えた方がいいだろう。
リビングのインテリアを考えるのが難しいという人は、インテリアコーディネーターに案を考えていただくという手もある。いろいろと自らできなければ人の力を借りてみてもいいだろう。素敵なリビングインテリアを選ぼう。
大満足のキッチンインテリアの選び方&コツ
キッチンのインテリアは女性なら、特に力を入れたいと思っている部分だろう。キッチンのインテリアを考えるときには、いろいろと考えなければいけない点ある。
見栄えの良さだけでキッチンのインテリアを選べない。なぜなら、リビングや他の部屋に比べると、キッチンは、作業をするスペースだから、機能面や作業効率なども考えなければいけない。
作業効率や機能の面も考えた上で、いかにデザイン性も高いインテリアを選ぶか、それがキッチンのインテリアのポイントだ。
作業効率をアップさせるキッチンインテリアの選び方としては、作業スペースが確保でき、手元が見やすい40〜50cm高さであることが望ましい。作業スペースとダイニングテーブルの距離が近いと、手元が見にくくなるからだ。
キッチンインテリアはいろいろとあるが、自分の好みで揃えていく際に、使いやすさを一番に考えて2番がデザインではないだろうか。
特に料理が好きな人などはキッチンへの思い入れは強いと思うから、ただのシステムキッチンでも、後でインテリアを選んで、素敵な空間にするのかは大切なことだ。
インテリアを選ぶ際にはやはり好みなども重点的に占める割合が大きくなる。やはり、キッチンは使いやすくて、料理がしやすいこと、それが一番大切なことだ。
キッチンインテリアは、SNSで見られるような実例なども取り入れながら、自分なりに時間をかけてすべてを一度に揃(そろ)えるのではなくて、少しずつ実行していくといいだろう。
キッチンインテリアが完成した頃には、自分にとって、大変過ごしやすい空間になっているだろう。ちなみにデザインを重視したい人には北欧テイストがおすすめ。収納面や機能面を重視する人には、白や黒などのモノトーンがおすすめだ。
トイレのインテリアで失敗しない選び方とは?
トイレは毎日必ず使うスペースなので、リラックスできる空間にしたいもの。好みのデザインや色だけでなく、掃除のしやすさも考慮して選ぶとよい。
トイレは家族の健康運が影響される場所といわれているから、トイレが汚れていたり陰気臭いと、家族の健康運に影響が出てしまう。
トイレは温かみがあって、明るくていつも清潔で、そしていい香りがしていなければいけない。
トイレのインテリアだけでなく不潔な状態が続いていると、女性の健康に大変影響が出るといわれているので注意しよう。
トイレのインテリアとしては、いろいろと出来る。ここではNG例を紹介しよう。
トイレのインテリアの色を選ぶ際に、黒×白のモノトーンのインテリアを選ばないようにしよう。
黒は陰の水の気を持っているから、トイレの運気を下げてしまう。そして白と組み合わせることでさらにこの力を強めてしまうから、トイレのインテリアの色としては、黒と白の組み合わせは避けた方がいいだろう。
トイレのインテリアとして本を置いている人や、雑誌を置いている人も多いが、これらの雑誌や本は、トイレの水の気を吸い取るといわれているので、運気的には余り良くないといわれているから避けよう。
動物がモチーフになっているインテリアを配置するのもやめよう。火の気を持っているとされている動物のモチーフを使うと、トイレと相性が悪くなるので、インテリアには向かない。
トイレのインテリア一つで家族の体調なども左右されるから、トイレのインテリア選びには十分に注意しよう。
インテリアにグリーンを取り入れたい!おすすめ観葉植物の選び方とは?
観葉植物をインテリアとして健康的に見せるには、葉が明るい緑色で、丸みを帯びているものを選ぶとよい。明るい色の観葉植物は、部屋の雰囲気を明るくする効果がある。
また、観葉植物の置き場所は、明るくて風通しの良い場所が適しており、直射日光が当たると葉が焼けてしまう。明るい室内で管理し、乾燥させすぎないよう注意する。
インテリアとして観葉植物を部屋に飾っているという人は多い。プレゼントとして観葉植物をインテリア替わりに送ってもいいだろう。
観葉植物といってもいろいろな種類があるから、インテリアとして利用できる観葉植物をここで紹介したい。
例えば、オーガスタはどうだろうか。葉も大きくて青々としている。他にも幸福の木、青年の樹、パキラ、インパチェンス、ストレリチアなども人気のインテリア観葉植物だ。
インテリアの雰囲気がアジアンテイストな場合には、アジアンバスケットに入れればなおアジアンな感じがしていいだろう。
インテリア観葉植物として、大変目を引くようなものとしては、存在感のあるソング・オブ・インディアやなどがお勧めだ。
観葉植物はリビングなどにあるとそれだけで、ナチュラルな雰囲気やインテリアが明るくなるから、配置することは大変いい。
観葉植物をこれから購入しようと思っている人は家の雰囲気に合わせて、インテリアと調和がとれるようなものを選ぶといいだろう。
引っ越し祝いや新築祝いに、インテリア観葉植物をプレゼントするという人も中に入るともいるから、それはそれでいいだろう。
部屋にあるだけでインテリア雑貨と同じ役割を果たし、存在感を持たせてくれるインテリア観葉植物は、大変お勧めだ。インテリア観葉植物をこれから購入する人は、陶器、網かごなど容器の選び方でも雰囲気が変わることを覚えておこう。