50代のトレッキング、初心者におすすめな山5選

50代の趣味
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楽しい自然体験!! 初級者向けトレッキングのススメ

山歩きと聞くと、険しい坂を登ったり重々しい装備を身につけたりといったイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし登頂を目的としないトレッキングならザイルやアイゼンなども必要なく、トレッキングコースを設置する山もあるので自分のペースで無理なく自然と触れ合うことができます。

澄んだ空気の中で歩くと、それだけで気分もすっきりします。サークルに参加したり、山で出会った人との交流もトレッキングの醍醐味のひとつ。外に出かけるのが好きな方や、趣味を見つけたい方にはおすすめの運動です。トレッキングは運動に加えて自然の中で癒やしを得られることが魅力です。装備も登山ほど本格的なものを必要としません。しかし、下調べや準備を怠ると万一の可能性が高まります。特に初めてトレッキングに出かける方は、山の情報や持ち物の確認などを念入りに行いましょう。

登山計画を立てる

トレッキングは登頂を目的としないため登山と異なりますが、山を歩くのはどちらも同じです。

行き先を決めたら、まず地図などでトレッキングルートを確認します。また当日の現地の天気予報もチェックします。時間があればインターネットでその山の情報を調べましょう。熊の出没情報など、自治体のホームページに注意点などが記載されていることがあります。また万が一の事態を防ぐために単独での入山は避けて、家族や友人などに行き先や帰宅時間などを伝えておきましょう。

注意!:山での事故は様々な要素が偶然的に複雑に絡み合って発生します。たとえば山菜を採りに行って遭難するケースも見られます。なので決して「自分は大丈夫」と思わないようにしましょう。

トレッキング用の身支度を整える

トレッキングの支度で最も重要なのが靴です。特に新しいトレッキングシューズを用意した場合は、しっかり足に慣らしておかないと靴ずれができて歩けなくなります。

靴慣らしは実際に履いて外を歩くのが一番。散歩程度の距離で良いので一週間ほど続けます。ただし山道は傾斜が付き物です。平坦な道ばかりではなく坂道の上り下りも行いましょう。トレッキングに向けたトレーニングにもなります。

注意!:傾斜の多い道を歩く際は足首を曲げる回数が普段より多くなります。靴ひもは、甲の部分はしっかりと、足首の部分はゆったりとさせて結びましょう。

いざトレッキング開始!

石や小枝の落ちている山道ではなるべく膝を上げて歩きます。そのとき、やや前傾姿勢をとって、体重移動をうまく利用しながら進むと疲れにくくなります。歩幅は足ひとつぶんとやや小さめにして、腕を大きく振るように心がけます。腕の振りがどうしてもおろそかになる場合はトレッキングポールを使用しましょう。トレッキングポールを用いると自然と上半身を使った歩き方になるので、意識付けにはもってこいです。ただしあまりトレッキングポールを頼りにしすぎると、今度は下半身の動きが鈍くなるので気を付けましょう。

注意!:大切なのは無理のないペースで歩くこと。息があがったり呼吸が乱れてきたと感じたら休憩して足を休めましょう。水分補給も忘れずに。

山で心がけたいマナー

山のマナーで最も重要なのは「挨拶」です。もちろん礼儀としても大切ですが、挨拶を交わしてお互いの顔を知っておくと、万が一救助が必要な事態となったときに早期発見されやすくなります。なので追い越すときやすれ違う際には必ず挨拶をしましょう。なお狭い山道の場合、追い越すときは一声かけてから。すれ違う際は上りの人が優先です。

次に大切なのが山の環境を保つこと。ゴミは当然すべて持ち帰るようにします。トイレに関しては、出発前にきちんと済ませておきましょう。

注意!:自然にできる限り影響を与えない「ノーインパクト」という言葉があります。たとえばトレッキングポールを地面に刺す場合に草花を避けたり、むやみにコースから外れて植物などを踏み荒らさないようにする心掛けも大切です。

初心者向けのトレッキングの山選び

山に行くなら美しい景色も楽しみたいところ。あまり険しくなく、それでいて景観も良いと評判の山を紹介します。

◆筑波山(つくばさん)・・・標高876メートル。茨城県。朝夕で色を変え「紫の山」「紫峰」と称される。堂々とした山容は見事で、「西の富士、東の筑波」とも名高い。特別保護地区に指定される山頂付近へはロープウェイも運行している。

◆飯盛山(めしもりやま)・・・標高1634メートル。長野県。ご飯を盛ったような山容に名を由来する。ふもとから山中にかけて様々な高原の花が咲き、夏から秋にかけて見頃を迎える。天気が良ければ山頂から富士山をのぞむこともできる。

◆茅ヶ岳(かやがたけ)・・・標高1704メートル。山梨県。すぐそばの八ヶ岳に山容が似ているため「にせ八つ」とも呼ばれる。日本二百名山のひとつ。初心者や家族連れ向けの山として知られるが、山頂からの展望は素晴らしく南アルプスの山々をのぞめる。

◆愛宕山(あたごやま)・・・標高924メートル。京都府。古くは源氏物語にて歌に詠まれるなど伝統のある山。春には花見、秋には紅葉目当ての観光客が多く訪れる。山頂に火難除けの信仰を集める愛宕神社があることでも有名。

◆道後山(どうごやま)・・・標高1271メートル。広島県。日本三百名山のひとつに数えられ、一帯は国定公園に指定されるなど豊かな自然が特長。山頂付近には牛の放牧場が広がっている。夏はキャンプ、冬はスキー客で賑わいを見せる人気の山。

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