厳選した人付き合いに絞る
ある程度の人生経験を積んでくると人付き合いを無難にこなすことができるようになります。知識が増えているのでどのような会話に参加してもそれなりに楽しむことができるのではないでしょうか。
でも、参加しているときは楽しい気分になっても、後でどっと疲れが出てくる。そんなことはないでしょうか？自分が思っている以上に人に対して気遣いをしている、そんなことがあるのかもしれません。
50代になると人と付き合う機会が今までより増えることもあるでしょう。それだけに、自分が考える以上に、心や健康に負担をかけることが実はあるのです。
特に責任感が強いような人は心身ともに疲労してしまいます。その結果、うまくいかないことがあって家族に八つ当たりをしたり、仕事で失敗をしたりするかもしれません。
心療内科に通ことだったあるでしょう。そうならないためには、人付き合いを無理に広げるのではなく、むしろ会う人を厳選してゆくのが50代にとって大切といえるのではないでしょうか。
自分を優先する人付き合いが基本
人付き合いに関していえば自分のスケジュールを優先することが基本になります。本当に自分のしたいことを大切にするのです。
一般的に人当たりがいいという人は人の気持ちを考えすぎてしまうことが挙げられます。自分のことよりも他人のことをつい優先してしまうのです。
また、忙しい時にあっても人のことをつい優先してしまう。また。人の気持ちを先回りして考えて、自分のことを後回しにしてしまう。そういったことが重なると人付き合いが面倒だと思うようになってしまいます。
人付き合いを面倒だと思ってさけるのと、自分の意思で人付き合いを厳選するのとでは、自分の心への負担が、大きくことができます。人付き合いが面倒だと思う前に自分を優先した人付き合い力を入れるようにしましょう。
人付き合いを絞り込む3つのコツ
人付き合いにもいろいろな種類があります。全てが断ってしまうと、本当に一人になってしまうので自分にとって大切なことに絞り込むということがとても大切なのです。ここでは人付き合いを絞り込む三つのコツをご紹介いたします。
他人と関わらない自分だけの時間を大切にする
人との付き合いも大切ですが、何より大切なのは自分との付き合い方です。そのためには自分だけの時間を作る必要があります。全く人に関わらないというわけではありません。自分の意思ですべてが優先出来る決められる時間を持つということも重要なのです。
ちろんひとりでできる時間をとり行動することもありです。運動や歌を歌うこと、あるいは本を読むこと。好きなことを食べること。ゆっくりと温泉にひたるなどもいいですね。 人付き合いを厳選し、自分の時間を持つことで、
自分いじめはやめて軸を持つ
人付き合いが多い方で、ストレスを感じる方は、自分のことよりも他人のことを優先しがちだと考えられます。そうした生活を続けていると、他人に合わせることが普通になってしまいます。
確かにそんな人は他人からするといい人かもしれません。しかし、自分のことを自分で見つめてみると、自分いじめになっているのではないでしょう。
好き嫌いや、自分がやるべきこと、誰でもできることなど、自分の軸をはっきりとさせて、自分を優先するようにします。
苦手な人とは会わないようにする
話していても興味がわかない、義理でつきあっている。他人の噂話ばかりするなど、一緒にいるのが苦手だったり、嫌な気持ちになることが多い人とは、極力距離をおくようにします。
無理に合わせようとしたり、決まった会合がある場合でもそれは同じです。いきなり絶縁しては、周囲のひんしゅくを買うこともあるので、徐々に会う回数を減らしてゆくのがいいでしょう。
また、グループで会うと個人同士で会うのとでは、まるで別人のようになる人がいます。
そういう人とは、自分にとって都合がいいと思う会い方に変えるといいでしょう。
切っても構わない付き合いもある
義理や長年のつきあいで切れないと思い込んでいる縁があるかもしれません。自分がそう思っている場合は、案外相手も思っているものです。ここでは、遠慮せずに切っても構わない付き合いを考えてみます。
冠婚葬祭は遠慮せずに断ってもよい
冠婚葬祭といえばお付き合いとして参加するのが当たり前のように感じています。しかし、本当に、そのお付き合いは意味のあるものでしょうか。
実際に考えてみたいのは、身近な人であるかそうでないかということ。たとえ親戚であっても、古い友人であっても、その人の誘いによる冠婚葬祭に参加する意味は本当にあるのでしょうか。
そもそも冠婚葬祭とは？義理で行くものではありません。結婚式でも本心から祝いたい。お葬式なら心の内からしのびたい。そう思うなら行けば良いと思います。
お葬儀を行く行かないをどのように判断すればいいのか。それは最初にそのお知らせを聞いた時に、自分がどう思うかを大切にするのです。
参加した方が良いのかしら？陰口を言われることがあるかもしれない。そう考えると気後れするかもしれませ。でも、参加してやっぱり行くのではなかった。と思うのであれば。それは残された時間を無駄に過ごすのと、同じことなのです。
50代になれば、平均寿命までの時間が。20代とは全く違います。10代20代で培った自分の価値観と今の価値観を本当に比べてみましょう。そうすることによって。50代ならではの新しい行動ができるのではないでしょうか。
なんとなく続いてきた人との縁を断ち切る
親子や夫婦などの家族との関係を簡単に断ち切ることはできません。しかし、なんとなく長年続いてきた友人とのいわゆる腐れ縁は、自分で切ることができます。
買い物や旅行など、今までの慣例で誘われているからなんとなくゆく。
なんとなく付き合っている間柄だから行かなければならない。もし、あなたがそんな苦痛を感じながら友人と付き合っているならば、本当にそれは必要な付き合いとはいえませんね。
一度、人の予定に合わせるのではなく、自ら予定を立てて人を誘ってみましょう。そうすることによって、新しい付き合い方が生まれるかもしれません。
あなたが多少強引な計画を立てたり、誘ったりすることで、その人があなたの誘いを断るなら、その人は本当にあなたのことを大切に思っている人ではなかったのかもしれません。
なんとなく続いてきた人との縁を切ることは勇気がいるかもしれません。ですが、自分のために時間をしっかり使うという考え方を行動に移せば、新しい50代が開けるかもしれません。
パーティーや会合への出席の仕方を考える
ビジネスをしているならパーティーや会合への出席は新しいビジネスチャンスになるかもしれません。しかし、中にはそうした集まりで実績を作るのが苦手な人もいます。何10年も仕事をしてくると、そうした集まりはたびたび参加することになります。
これまで参加した結果を振り返ってみましょう。あなたの仕事や人生に役に立つような出会いはあったでしょうか。全くないとは言えないでしょう。
でもその割合を考えてみてください。結果として良い出会いになったことがどれほどあるでしょうか。そうしたものを振り返ってあまり価値がないと、直感的に感じるものならばあえて参加することはありません。
