50代以降から注意したい年齢的な身体の変化と対策

50代の健康
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はじめに

50代以降から注意したい年齢的な身体の変化と対策について、年代別に記しています。体が衰えてくるのは自然の摂理とはいえ、これまでは違った身体の変化に不安を感じることがあるかもしれませんが、それを前向きにとらえて日々の充実を図ることが大切です。

50代は体の外と中で変化を感じる年代

個人差はありますが、50代になると、身体のあらゆる部分で老化を感じることがふえます。肌や髪の毛、老眼やお腹といった一見してわかる場所から、体内では内臓脂肪の増加から肝臓病・高血圧といった症状も見られるようになります。また、女性は閉経を迎え女性ホルモンの減少が起こり、更年期の症状から身体や心が揺れ動く方もいます。

働いている人は責任も重くなり、疲労も蓄積する頃ですが、忙しさの中でも今と将来の身体のことを考え、できることから少しずつ丁寧な生活をしてゆくことが大切です。

ポイント:

①和食中心の腹八分目、運動習慣、12時前の就寝を心がける

②人間ドッグや歯医者に行き、身体を知って各所のメンテナンスを

60代 定年を迎え、ライフスタイルが変わる時期

毎日通っていた会社に行かなくてもよくなり、あいた時間をどうしようと考える方や、子ども達が独立したことから、どこか寂しい気分になってしまう方が60代には見られます。しかし、裏を返せば今からは時間や子どものことを気にせず、何でも好きなことに夢中になれるとも言えます。今まで先延ばしにしていた趣味や、少しおめかしをして新しい和に入るなど、これからを大いに謳歌するための成長時期でもあるのです。楽しみを充実させるためにも、日頃の生活習慣に気をつけ、健康診断などにも定期的に通い、身体のケアもしっかりしていくことが大切です。

ポイント:

①年齢や生活を理由にせず、おしゃれをして心を弾ませる

②記憶をたどり、好きだったことややりたかったことを見つける

70代 そばにいる、身の周りの人を大切に

定年をすぎ、ライフスタイルが落ち着いてくると、夫婦で一緒に過ごす時間が長くなります。健康であるということは、自分が幸せであると共に家族の幸せでもあることを胸に、お互いがお互いの幸せを維持できるよう、前向きに毎日を過ごしましょう。夫婦旅行や家族での会食、ご近所の方とお祭見物など、楽しいスケジュールを組んでいきましょう。

あまり無理をすると身体の疲れが取れにくくなったり、体調が崩れやすくなってくる時期でもあるので、何事もできることや体調を見定めながら行ないましょう。また、無理のない範囲で、毎日の習慣的な散歩を続けましょう。もし仮に転倒などをしても、運動しているのとしていないのでは、身体の反射神経も違ってきます。

ポイント

①カレンダーや日記をつけ、ハレとケの日を使い分ける

②朝夕の散歩を、メリハリをつけて行ない、よく眠れるようにする

80代 1日の目標を持ち、笑いを増やす

80代頃は、意識せずに漫然と日々を過ごしてしまうと、物忘れなどの症状が現れてきます。そのため、起きたら今日は何月何日だと確認し、人との会話やものづくり体験など、1日の目標を持って過ごすことが大切です。

毎日の食事も、ただ漫然と食べるのではなく、素材にこだわったり、懐かしの味を友人と一緒に作ってみるなど、小さな工夫を積み重ねることが喜びにも生きがいにも繋がってゆきます。

身体はだんだん機敏な動作ができにくくなってきますので、起床や起立の際には軽く身体を動かしてから、入浴する際は、脱衣所と風呂場の温度差を作らないなど、1つ1つの動作を丁寧に行なうようにしましょう。

ポイント

①今日は1日何をするか、どうすれば楽しくなるかを考えて行動する

②急に動かず、1つ1つの動作を丁寧にする

90代以上 今まで通りの生活を穏やかに続ける

あなたの生活があなたに、あっているからこそ、この年齢まで歩みを続けてこられたのでしょう。そのため、新しいことをせずとも、これまでやってきた生活を今まで通り続けてゆくことが、何よりの老化防止になります。

ただ、年を重ねるごとに、免疫力が下がってきているので、外出後はうがいと手洗い、食事の際は免疫力を高める素材を選ぶ、食事のあとは歯磨きを丁寧にし、口内を清潔にするなど、日々の予防を絶やさないようにしましょう。

ポイント:

①今までの生活を、ずっと続けるつもりで毎日を過ごす

②手洗い、うがい、食事、歯磨き、睡眠などに気を付け、免疫力を高める

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