通夜と葬式の参列はいずれかでよい?
お通夜とお葬式は、どちらに行くのがふさわしいか。通夜は、親族や親しい友達など親交があった人だけで執り行われるものとして知られている。
通夜は、仲のよかった人、親族だけということになる。最近は、通夜にだけ取りあえず顔を出しておいて告別式には出ない人も増えている。
告別式やお葬式は、本来は、通夜に参列しなかった人や故人との最後のお別れとして参列するのが作法だ。
告別式に参列するのが本来の別れ
故人との関係が深ければ深いほど、両方への参列が望ましいのだ。今の人の考え方では、告別式まで出る必要はなく、通夜だけに出ておけばいいという考え方をしている人も多いるが、葬儀、告別式は儀式なのだ。
通夜に特に親交があった人や、親しかった人だけが参列をして、故人と一緒に最後の夜を過ごすのが本当の作法にあたる。
通夜に参列しない人が、告別式に出るというものでもない。誤解している人も多く、通夜と告別式とどちらに参列したらいいのかわからないので、取りあえず通夜にだけ顔を出しておいたという人も少なくない。しかし、告別式があれば、出るのが作法である。
親しい間柄だったという人は、通夜に参列するし、お葬式にも参列する。しかし会社の付き合いだけだった、数回会っただけだったという場合には、通夜には顔を出さず、本来は告別式やお葬式だけに参列するものなのだ。