堺市で直葬をしたときの費用はいくらかかるのか計算した

葬儀
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直葬という言葉を最近耳にする。葬儀をすることなく 故人を弔う方法だ。病院から火葬場へ行くか、自宅から火葬場へゆくかの二つがある。

今回大阪府堺市で直葬をした場合、いくらほどかかるのか試算してみた。まず、見ていただきたいのは令和3年4月28日現在の堺市斎場の利用用金だ。市立の斎場なので市民と市民以外で利用料金が異なる。

市民で大人の場合、最低は20,000円でできることになる。待合室も1室なら無料。 これが本当の最低料金だろう。

 市民とは、死亡当時の住所(妊娠4カ月以上の死胎は、父か母の住所)が本市内にある方。改葬遺骨は申請時の住所が本市内にある方。 待合室、式場の使用時間は準備や後片付けを含む。待合室の[その他]の使用は斎場の運営に支障がない場合に限る。

出典:https://www.city.sakai.lg.jp/smph/kurashi/saijo/saijo/annai/annai.html

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斎場までの故人の搬送はどうする?

ご遺体搬送代は1万円〜

仮に自宅から斎場まで故人を搬送する場合はどうなるのだろう。搬送するのには自動車が必要だ。棺に入れるならそれなりの自動車になる。そこで故人様を運ぶ手立てを別に考慮してみる。「遺体搬送、堺市」で検索すると葬儀会社のサイトがほとんど上位を占めて遺体搬送だけお願いできるのかどうかわからない。葬儀代の明細の中に書いている葬儀社のケース(自由葬の親切社) では10kmまで1万円とある。

ご遺体は自家用車はOK、タクシーでは運べない

ご遺体の搬送は実は貨物扱いになり、一般のタクシーやバスは利用することはできない。もちろん自家用車で移送する分には法律上は問題ない。ただし、死亡診断書(死体検案書)または火葬許可書の原版 (コピー不可)・ 故人の身分証明書(写真付きが望ましいは携帯しておこう。

自家用車がない場合、レンタカーは使えるのだろうかと疑問に思った。問題は、レンタカー会社の貸渡約款に遺体の搬送を禁止する事項が記載しているかどうかだ。そこで「レンタカー会社の貸渡約款」で検索してみた。

レンタカー会社の判断によるご遺体運び

探してみると標準レンタカー貸渡約款というのがあるのがわかった。大手レンタカー会社のそれを確認したが、遺体搬送はだめとは書いていない。考えてみれば、あれはダメ、これはダメといちいち書くととてつもない約款になるから当然だろう。例えば、法令違反になるのはダメだから先の死亡診断書や火葬許可証などを持っていないと、レンタルすることはできない。

仮に許可証を持たずに運転して警察に尋問されて、遺体があることがわかると当然事件を疑われるからだ。

ただ、約款にはあいまいに判断できる記述もある公序良俗に反する行為はダメとあるのだ。第三者にとって遺体は心地よいものではない。そう、レンタカー会社が判断すれば、借りることはできない。

遺体運びは専門家に

ならばと今度は「タクシー会社、貨物」で検索してみた。すると別の意味で驚いた。なんとコロナのおかげで一部の品目に限り特例的に扱ってもいいのだそう。ウーバーイーツのように飲食店の依頼で運んでもOKとのことだ。

 結局、ご遺体を運ぶのは、葬儀会社に頼むのが無難なのか、でも価格が不透明だ・・・。と思っていたのだが、灯台もとくらし。

ちいさなお葬式でご遺体搬送のみでもOKとあった

車距離昼間(5:00~21:59)夜間(22:00~4:59)
~10km未満約16,940円約20,720円 

直葬でご遺体運びの料金を入れると約3万〜5万円

直葬で棺も骨壷も何も用意しない場合だと堺市の斎場を使った場合は5万円以内に抑えることが可能だ。ただし、搬送料金は、搬送距離、ご遺体の状況などにもよる。 交通事故や感染症などの場合は、シーツやドライアイス、納体袋が必要になるからだ。

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