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50代の豆知識、布施とは修行する人が行うもの

終活の知恵
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お布施の相場について記事を書こうと思い、Wikiで調べるととんでもない事実がわかった。wikiには冒頭で次のように書かれている。

“布施(ふせ)は、梵語では「檀那(旦那)(ダーナ、दान、dāna)」といい、他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、贈与、与えることを指す。英語の Donation (寄贈者)やDonor(ドナー)とダーナは、同じインド・ヨーロッパ語族の語源をもつ。” 

なんと!お布施とは人に与えるという修行の一つなんだ。それでは、お坊さんに渡している布施とはなんぞや? という気になってくる。お経を読んでもらうのも布施というのかな。wikiでは続けてこうある。

仏教においては、全ての宗派において主要な実践項目のひとつである。六波羅蜜のひとつでもある。布施には「財施」「法施」「無畏施」の三種がある(大智度論)。布施をする人をダーナパティ(dānapati)といい、施主(せしゅ)、檀越(だんおつ、だんえつ、だんのつ)、檀徒(だんと)などと訳される。なお、菩提寺にお布施をする家を檀家(だんか)という言葉も、檀那、檀越から来たものである。また、古くは皇族などが自らの領地(荘園)などを寺院に寄せる(寄付する)ことを施入(せにゅう)(する)ということがある。

なんと! すべての宗派で主要な実践項目のひとつだそうだ。私なんぞ、お布施は対価くらいにしか考えていなかったのが恥ずかしい。しかしながらうちの爺さんなんぞは、随分と修行をしていたことになる。布施が修行だなんて、お坊さんは言ってくれなかったぞ。檀家の語源でもあったなんて。

そういえば、イオンの葬儀紹介サービスでお布施の金額を決めたことで仏教界から抗議があったことを思い出した。修行であるなら定価を決めるのは確かにおかしい。

しかし、修行であるなら、それはそれで言ってほしいものでもある。 

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