出棺の作法と注意点は
出棺の際の作法について解説しよう。本当は出棺も見送るのが作法として知られている。火葬場に行かない人たちにとっては、出棺が故人との最後のお別れである。
見送る側は、外で冬に行われる場合でも、コートは着ず、喪服の状態で霊きゅう車が出るまで合掌をする。出棺後、親族や関係者がいなくなると参列者の場合は気が緩むかもしれない。
しかし、葬儀が終わり、出棺が無事に終了しても、すぐに友人や知人と大きな声で話をしないようにする。
出棺後もまだ葬儀の余韻を残したままで、速やかに葬儀場を後にするのが作法だ。間違っても、大きな声で、これからの予定の相談や、疲れたとか寒いといった文言を大声で話さないようにする。
遺族の持ち物 出棺時には喪主が位牌、遺族や親族が遺影を持って喪主の挨拶を行う。 挨拶後は火葬場へ向かうので、火葬に必要な持ち物を事前にチェックする。
火葬場に持っていくものには、火葬許可証、お心付け、飲み物やお菓子などがある。
- 葬儀・告別式から出棺は必ず最後まで見送る
- 出棺時は会場の外で静かに待機する
- 霊柩車が動き出したら合掌して故人の冥福を祈る
- コートなどの上着は着用しない