弔電にも作法がある
弔電は、故人と関係の深かった友人や知人、会社の上司や同僚に贈るのが一般的。弔電の文面は、故人へのメッセージだけでなく、葬儀会場の雰囲気に合ったものを選ぶ。
弔電の作法を解説しよう。
基本的に通夜・葬儀の前日までに送るのがマナーだ。故人の遺族にとっては、突然大切な人を亡くすわけだから、大変大きな悲しみを抱いている。
何と声をかければいいのか悩む。一般的に弔電は、通夜やお葬式に参列できない時に送るケースが多い。
自分で文言を考えるのは避けた方が無難
自分で何かお悔やみの文言を考えて送るのもいいのだが、NTTの電報サービスでは決められた文例がいくつか用意されているから文例を利用してもいい。
会社の関係の人がなくなった場合や、故人や遺族とそれほど面識がなかったという場合には、下手に自分で文言を考えるよりは、文例を利用した方がいい。
弔電を送る際の注意点は
申し込む前に必ず、通夜や告別式の日時と式場、喪主の氏名を確認する。
弔電の宛名は喪主あてにする。遺族は大変な悲しみの中にいるから、失礼や粗相のないようにする。
もしも自分で文章を考えたい場合には、一度誰かに確認してもらった方が無難だろう。遺族と親しくて関係があったという人の場合には、弔電を送らずにメールや電話をするという方法もある。
電報ではなく手紙を書いて香典を送るという方法もある。電報ではなくて郵便局が行っているサービスの一つ、マネーレタックスを利用すれば、香典と一緒に手紙を添えて送ることも可能だ。
弔電を送る相手との関係などもよく考えた上で、どのようなスタイルで弔電を送るのか考えた方がいい。それほど親しくなかった場合には、オリジナルより文例がおすすめ。
